湖南省長沙市で5日に開かれた軍民融合新材料・新技術サミット会議において、多くの専門家と学者は、「宇宙材料の商業開発の積極的な模索は、宇宙材料分野の材料・技術の革新を促し、関連産業の軍民融合を促進することになる」とした。新華社が伝えた。
中国航天科工集団有限公司の所属企業は同会議において、「宇宙材料商業開発計画」を発表した。情報によると、同計画は今後10年から20年間をかけた商業宇宙重大プロジェクトの発展をめぐり、宇宙材料の商業開発や深宇宙探査、科学的価値に焦点を絞る。
国家国防科技工業局の呉艶華副局長によると、同局は中国の新材料・新加工技術の発展を重視し、力強く支援していくとしている。すでに重要新材料や先進製造技術を強軍プロジェクトに盛り込んでおり、系統的に計画を立てているほか、関連ウェブサイト及び軍民融合プラットフォームで、一連の計画と特別行動計画を発表している。
中国科学院の江東亮氏は、「新材料はハイテク産業、国防工業、エネルギー、交通、生命、環境などの分野の発展の基礎であり、国民経済発展の支柱産業の基礎だ」とした。