全国政協第13期第1回会議が3日、正式に開幕を迎え、今年初めて設置された「委員通路」で、全国政協委員で九三学社中央副主席、中国科学技術大学常務副学長、中国科学院院士の潘建偉氏は、「歴史的にも証明されているように、どれほど優れた暗号化技術も、攻撃者の能力が向上していくにつれて解読されてしまうため、国や人々の情報の安全は常にリスクに晒されているといってよい。しかし、量子通信はその原理上、解読や盗聴が不可能という特徴を備えているため、より安全な情報伝達方式だと言える。国から重要視され、強力な支援をうけることで、中国の量子機密通信ネットワークの分野は全面的にリーダー的な地位を確立しており、量子計算において、全世界の学術界にしっかりと一角を成している」との見方を示した。