中国科学普及産学研革新連盟が北京で設立

2018年06月15日

　中国科学普及産学研革新連盟の設立式典がこのほど北京市で開かれた。中国科学院と中国工程院の院士24人が同連盟初の顧問委員会委員に選ばれた。また中国科学院や中国工程院、大学などの専門家・学者ら500人以上が同連盟初の専門家委員会委員に選ばれた。さらに各地の小中40校が同連盟初の科学普及基地校に選ばれた。人民網が伝えた。
　同連盟は北京中科科技革新発展研究院や中国化学会、中国天文学会、中央美術学院、中国宋慶齢青少年科技文化交流センター、中国科学院青年革新促進会、中関村第二小学校、科大訊飛有限公司、北京千万科技集団など100以上の団体が共同発起した。産学研の共同革新を通じ、中国の科学普及事業のハイレベルかつスピーディな発展を促進する企業や学校、科学研究院（所）、科学普及機構、民間団体・組織、及び科学普及事業に意欲的な専門家・学者ら個人の自発的な参加によってつくられている。
　同連盟創設メンバーはインタビューに応じ、「各方面の科学普及組織やボランティアと協力し、より多くの学校・団地・農村を訪れ、科学普及大衆化と大衆化科学普及に貢献する」と述べた。