2023年09月25日-09月29日
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杭州アジア大会、聖火台の燃料にゼロカーボンメタノールを採用

2023年09月26日

 中国浙江省杭州市で23日に開幕した第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)では、ゼロカーボンメタノールがアジア競技大会メイン聖火台の燃料として使われている。中国青年報が伝えた。

 開会式では、アジア大会で初めて廃炭再生技術によって生成されたゼロカーボンメタノールの聖火が聖火台に点火された。ゼロカーボンメタノールはコークス炉ガスの水素を使用し、工業排気ガスから集めた二酸化炭素(CO2)と合成する。環境にやさしく、燃焼が効率的で、サイクル内のゼロエミッションを実現できる。また、安全で爆発しにくく、貯蔵と輸送が便利だ。さらに、信頼性が高く、持続的に燃焼し、悪天候でも燃え続け、燃料のコストも低いというメリットがある。

 ゼロカーボンの発展は現在、世界の共通認識になっている。今回のアジア大会は、メタノールエネルギーの生成、輸送・配送、メタノール車の応用など、世界にカーボンニュートラル実現の新たな可能性を提供している。

画像は人民網日本語版(CCTV提供)より

 
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