中国初の「懸垂式モノレール」が湖北省武漢市で開通

2023年10月04日

　中国湖北省武漢市で9月26日、中国初の懸垂式モノレールが開通し、「光谷光子号」の運転が始まった。乗客は乗車券やスマホの2次元バーコードQRコード、顔認証システムを利用して「光谷光子号」に乗車し、「空中散歩」をしながら景色を楽しむことができる。

　懸垂式モノレールはレールに車両がぶら下がって走行するタイプのモノレールで、今回、第1期プロジェクトの全長10.5キロ、計6駅の区間が開通した。午前8時から午後8時まで、終日10分間隔で運行される。無人自動運転が採用されており、最高時速は60キロ。初期は2両編成で定員は220人となっているが、利用状況に応じて、3両編成にすることもできる。

　開通日から中秋節・国慶節連休期間（9月29日から10月6日）までは、1回乗車券と1日乗車券の価格はいずれも30元（1元＝約21円）となっている。

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