中国が独自開発したガスタービン「太行7」が10月29日、広東省深圳市から南東約180キロの海上にある油ガスプラットフォームで「点火」され、運転を開始した。これにより中国で初めて完全独自知的財産権を持つ海上油ガスプラットフォームが稼働した。科技日報が伝えた。
同ガスタービンは海上油ガスプラットフォームの動力源で、海洋設備の「心臓」と呼ばれている。「太行7」は中国が独自開発した7メガワット(MW)ガスタービンで、高出力かつ高速起動、低エネルギー消費、容易なメンテナンスなどの特徴がある。「太行7」がある「陸豊8-1センタープラットフォーム」には2基の国産ガスタービンと、2セットの高圧変圧器、1セットの電力網管理システムが設置されている。