中国が独自開発した2トン級eVTOL(電動垂直離着陸機)「M1」の1号機がこのほど、上海市でテスト飛行に成功した。新華社が伝えた。
同機は電動システム、飛行制御システム、複合材料の3つのコア部分などで「完全国産化」された。最大積載量は500キロで、定員は5人。巡航速度は時速200キロ、設計航続距離は250キロとなっている。
将来的には、主に都市内や都市間の短距離空中移動の需要を満たす。自動車で2~3時間かかる地点間の移動が、約30分に短縮される。