中国浙江省烏鎮で7日、世界インターネット大会烏鎮サミットの重要イベントである「インターネットの光」博覧会が開幕した。博覧会組織委員会によると、10年目を迎えた今年は46カ国・地域の企業・機関が出展している。
同博覧会は今年、未来生活デジタル体験館を初めて設置。アリババやテンセントなどの500以上の有名企業・機関がオンラインとオフラインで出展し、企業のデジタル化の取り組みを展示する。
同博覧会では国際協力も展開される。今年はホスト国の中国のほか、ロシアやドイツ、フランス、英国、韓国、インド、シンガポールなどの45カ国・地域の120以上の企業・機関が出展し、人工知能や金融包摂、スマート教育などの分野について「世界を見る・スマートテクノロジー」海外出展エリアで、多くの科学技術イノベーションの成果を集中的に展示する。
また、今年の烏鎮サミットでは、国家文物局が指導し、敦煌研究院とテンセントが共同で構築した「デジタル蔵経洞(国際版)」が発表される。同製品は英語版とフランス語版をリリース。海外ユーザーが「デジタル敦煌」サイトを通じて、いつでもどこでも莫高窟蔵経洞のデジタル旅行を体験できるようになる。