中国国家エネルギー局によると、中国国内の再生可能エネルギー発電設備容量が10月末時点で14億400万キロワット(kW)に達し、発電設備容量全体の約49.9%を占めた。内訳は水力発電が4億2000万kW(通常水力発電3億7000万kW、揚水発電5004万kW)、風力発電が4億400万kW、太陽光発電が5億3600万kW、バイオマス発電が4400万kWだった。中国国内の再生可能エネルギー発電設備容量は年内に14億5000万kWを、風力発電・太陽光発電は10億kWをそれぞれ超える見込みとなっている。人民日報が伝えた。
中国国内の今年1~10月の再エネ発電新規設備容量は1億9100万kWで、新規発電設備容量全体の76.4%を占めた。内訳は水力発電が844万kW、風力発電が3731万kW、太陽光発電が1億4200万kW、バイオマス発電が232万kWだった。今年の風力発電・太陽光発電新規設備容量は2億kWを超えるとみられる。
今年1~10月の再生可能エネルギー発電量は2兆3300億キロワット時(kWh)となり、総発電量の31.8%を占めた。再生可能エネルギー発電量は年間3兆kWhに達する見込みで、社会全体電力消費量の約3分の1を占めると予測されている。