中国工業・情報化部（省）は5日、新型ワイヤレスや新型ネットワークなど重要技術の開発をさらに推進し、ハイエンドデバイス・部品や基盤ソフトウェアなどの弱点分野を強化し、6G技術の研究開発・イノベーションを加速させていくと明らかにした。新華社が伝えた。
同部の張雲明副部長は「われわれは各方面と共同で6Gのビジョンとニーズの研究、技術開発、国際協力などの各種作業を体系的に推進し、IMT-2030（6G）推進グループの設立を指導する。6GHz帯を5G/6Gに分配することを明確にし、6Gのイノベーション発展に政策的保障を提供する」と述べた。
張氏はさらに「6Gは次世代スマート総合デジタル情報インフラとして、世界の『産学研用（行政・企業・大学・研究機関・ユーザー）』各方面の共通認識を形成し、さまざまな考えを取り入れ、緊密に連携する必要がある。われわれはイノベーション主導、体系的な難関攻略、応用による牽引を堅持し、5Gの融合応用発展を急ぎ、6G応用の基礎を固め、情報通信企業と垂直業界企業の交流・協力を推進し、手を携えて6G応用エコシステムを構築する。また、互恵、協力・ウィンウィンの原則を守り、意思疎通を強化し、共通認識を拡大し、協力を深め、6Gの世界統一標準の形成を推進する」と語った。