中国北京市で8日、三峡集団と中国工業経済連合会が共催した「質の高い洋上風力発電の現代的産業チェーン・共同チェーン構築行動大会」が開かれ、洋上風力発電産業チェーン・共同チェーン発展報告書が発表された。大会では、中国の洋上風力発電における全産業チェーンの発展の道筋について話し合われ、産業チェーン協力協定や中小企業協力需要意向書が調印された。科技日報が伝えた。
中国は開発・建設から関連サービスに至る洋上風力発電の完全な産業チェーンを形成し、中国の洋上風力発電機コア・重要部品の国産化率は100%となっている。最近では、単体容量が世界最大の18メガワット(MW)の洋上風力発電機がラインオフし、直径260メートルのブレードの開発に成功したほか、16MWの超大容量洋上風力発電機が商用運転を開始するなど、同分野で新たな進展が見られている。
今年9月末現在、中国の洋上風力発電設備容量は3189万キロワット(kW)で世界トップになった。産業チェーンの川上・川下企業が連携し、産業発展の基礎を固め、産業発展の原動力を喚起しており、洋上風力発電の質の高い発展を後押ししている。