「神舟17号」の乗組員、1回目の船外活動終える

2023年12月26日

　中国の有人宇宙船「神舟17号」の乗組員は21日、1回目の船外活動を無事に終えた。中国の宇宙ステーションでの滞在が2回目となった湯洪波飛行士は2年ぶりに宇宙遊泳を行い、唐勝傑飛行士は船外活動を実施した中国で最年少の宇宙飛行士となった。新華網が伝えた。

　中国有人宇宙プロジェクト弁公室によると、神舟17号の乗組員の湯洪波飛行士、唐勝傑飛行士、江新林飛行士は、宇宙ステーションのロボットアームや地上科学研究者の協力とサポートを受けながら、約7時間半の船外活動を経て21日午後9時35分（北京時間）にコアモジュール「天和」のソーラーウィングの修復試験などの任務を完了した。湯飛行士と唐飛行士が安全に実験モジュール「問天」に戻り、船外活動が無事成功した。

　計画によると、神舟17号の有人飛行期間中にはさらに多くの科学実験・技術試験や複数の船外活動・応用ペイロード船外任務が実施される。

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