中国の西昌衛星発射センターで2023年12月26日、キャリアロケット「長征3号B」と「遠征1号」上段ロケットを使い、57・58基目となる北斗測位衛星の打ち上げが行われた。2基の衛星は中円地球軌道衛星(MEO衛星)で、北斗3号世界衛星測位システムの完成・稼働後に打ち上げられた初のMEO衛星として同システムに接続される。光明日報が伝えた。
2基の衛星はこれまでのMEOネットワーク構築衛星と比べ、ショートメッセージ通信容量や衛星搭載原子時計技術、ペイロードスマート化などの面で機能・性能がさらに向上している。ネットワーク接続後、北斗システムの信頼性とサービス性能がさらにアップする。