2024年01月04日-01月05日
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杭州市、持続可能な開発の総合ランキングで3年連続トップ

2024年01月05日

 中国国際経済交流センターが作成に参加した「中国の持続可能な開発評価報告(2023)」青書が2023年12月27日、北京市で発表された。同青書によると、杭州市が持続可能な開発(発展)の総合ランキングで3年連続トップとなった。中国新聞網が伝えた。

 青書は中国の持続可能な開発評価指標システムの基本的枠組みに基づき、国・省(自治区・直轄市)・重点都市の3レベルで、2021年における中国の持続可能な開発状況を全面的かつ体系的に検証・分析。省級地域(香港・マカオ・台湾地区、およびデータが乏しいチベット自治区は対象外)と重点都市の持続可能な開発水準に関するランキングを発表した。

 国の持続可能な開発指標評価システムのデータ検証結果によると、中国では持続可能な開発の水準が向上している。経済力が大幅に高まり、社会・民生の福祉が持続的に増進され、資源環境状況が全体的に向上し、消費・排出抑制効果が顕著で、対策・保護効果が徐々に際立っている。

 省域の持続可能な開発指標評価システムのデータ検証結果によると、ベスト10は北京市、上海市、浙江省、広東省、天津市、重慶市、福建省、海南省、江蘇省、湖北省となった。

 国内の大中都市110カ所の持続可能な開発状況総合ランキングでは、ベスト10が杭州、珠海、無錫、青島、南京、北京、上海、広州、済南、蘇州で、杭州市が3年連続トップとなった。

 
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