2024年01月09日-01月12日
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内モンゴル自治区、2023年の森林・草原カーボンシンク取引額は2700万元

2024年01月09日

 中国内モンゴル自治区政府新聞弁公室は2日の記者会見で、同自治区の2023年における森林・草原カーボンシンク取引額が2700万元(1元=約20円)余りだったと明らかにした。中国新聞網が伝えた。

 同自治区林業・草原局の陳永泉副局長は「自治区では森林・草原カーボンシンク活動の推進で、23年に森林・草原カーボンシンク活動専門チームを設け、カーボンシンク取引活動連席会議メカニズムを構築し、『内モンゴル自治区林業カーボンシンク取引活動推進案』を起草した」と説明した。

 同自治区は昨年、包頭市とアルシャン市を国家林業カーボンシンク取引試行都市第1弾とし、オルドス市によるカーボンシンク取引ベースライン調査と炭素貯蔵量評価プロジェクトの開始を指揮した。同自治区ではこれまで17件の森林・草原カーボンシンクプロジェクトを開発し、80万5000トンのカーボンシンク取引を実現した。

 
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