中国の超高標高地域で設備容量最大の風力発電所が発電開始

2024年01月09日

　中国チベット自治区ナクチュ市の欧瑪亭嘎風力発電所が1日、発電を開始した。総発電設備容量は100メガワット（MW）で、中国の超高標高地域で稼働している風力発電所の中で、単体容量と設備容量が最も大きい。クリーン電力を年間約2億キロワット時（kWh）提供し、標準炭約6万トン、二酸化炭素排出量約16万トンをそれぞれ削減する。新華社が伝えた。

　同風力発電所は平均標高4650メートルに位置し、総投資額6億4000万元（1元＝約20円）で、単体容量4.0MWのダイレクトドライブ永久磁石風力発電機を25基採用している。チベット自治区で2023年に着工した最初の新エネルギープロジェクトで「同年承認、同年着工、同年完成」という目標を達成した。

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