中国石油化工集団西南石油局によると、同局が申請した四川盆地合興場ガス田の1330億1200万立方メートルの確認埋蔵量が、自然資源部(省)の専門家チームの審査に合格した。これは中国で新たに超深層・単一のタイト砂岩1000億立方メートル大型ガス田が誕生したことを示している。人民日報海外版が伝えた。
合興場ガス田は四川省徳陽市と綿陽市に位置する。今回申請された確認埋蔵量は主に須家河組に位置し、埋蔵深度は4500~5500メートルとなっている。中国石化西南石油局は同エリアで新たに21井を掘削。1井の1日当たり平均生産量は15万5000立方メートルで、天然ガス生産能力が新たに18億立方メートル追加され、今回の確認埋蔵量の申請を効果的に支えた。
中国石化はこれまでに四川盆地で約3兆立方メートルの天然ガス埋蔵量を確認しており、天然ガス生産量は累計2000億立方メートルに達している。