中国産薬材の品質保証と資源の持続的利用に関する全国重点実験室の年次学術委員会会議が23日、北京市で開かれた。会議では、第4回全国中医薬材料資源全面調査によって、中国国内で計1万8817種の中医薬材料が確認されたことが明らかになった。中央テレビニュースが伝えた。
中国中医科学院中医薬研究所の郭蘭萍所長は「この1万8000種以上の中医薬材料には、中国固有の薬用植物3151種と、保護が必要な464種が含まれる。第4回全面調査では新種196種が発見され、うち約100種は潜在的な薬用的価値がある」と説明した。
郭氏はまた「第3回調査では1万2807種の生薬資源が確認されたが、第4回調査は第3回より6000種以上増えた。これは中国の中医薬材料資源の生物多様性が徐々に回復傾向にあることを物語っている」と述べた。
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