中国国家知識産権局知的財産権運用促進司の王培章司長は2月27日に開かれた同局の定例記者会見で「2023年末現在、中国の大学の有効特許保有件数が79万4000件、科学研究機関の有効特許保有件数が22万9000件となり、合計で中国の有効特許全体の4分の1を占めている」と説明した。新華社が伝えた。
王氏は「国家知識産権局は今年1月に7部門と共同で『大学・科学研究機関の既存特許活用活動案』を発表した。その中で、24年末までに全国の大学・科学研究機関が持つ未実用化有効特許を活用し、25年末までに複数の高価値特許の実用化を加速させ、大学・科学研究機関が持つ特許の産業化率と実施率の大幅な向上を推進することを打ち出した」と説明した。