中国海洋石油集団は2月28日、超深水大型ガス田「深海1号」第2期総合処理プラットフォームの海上設置作業がすべて完了したと発表した。これにより、中国南部海域で海上天然ガス田生産クラスターが完成した。中国新聞網が伝えた。
同プラットフォームは海南省三亜市から約90キロ離れた崖城海域に位置し、水中のジャケットと水上の生産施設で構成される。高さは約136メートルで、49階建てのビルに相当する。総重量は1万4000トン以上で、乗用車9000台以上の重さに相当する。
2021年6月に生産を開始した超深水大型ガス田「深海1号」は、天然ガスの確認埋蔵量が1000億立方メートル以上で、中国が独自開発した中で水深が最も深く、探査・開発の難易度が最も高い海上超深水大型ガス田となっている。第2期プロジェクトの全面生産開始後、「深海1号」の天然ガス埋蔵量が1000億立方メートルから1500億立方メートルに増え、年間生産量が30億立方メートルから45億立方メートルに増加する。
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