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北京で人型ロボットコンテスト 最新成果の技術を競う

2024年03月21日

 中国人型ロボット百人会が主催した人型ロボットコンテストがこのほど、北京で行われた。中国の人型ロボット分野の代表的企業や専門家・学者、科学研究チームなどがそれぞれの先端技術プランや研究成果を携えて登場した。中国新聞網が伝えた。

 今回のコンテストは人型ロボットの中核基盤、重点製品、公的サポート、代表的応用の4分野にわたり、全身の動的制御アルゴリズム、触覚センサー、ロボットアーム・スマートハンドなど19項目について競い合った。

 会場では、さまざまな障害物を乗り越えられる四足歩行ロボットや、中医学の医師と同じように脈を取ることができる「器用な手」、重い物を運ぶ大型ロボットなどが展示された。

 復旦大学工程・応用技術研究院の若手研究員である丁文超さん率いるチームは、今回のコンテストに最新の研究成果である復旦「光華1号」人型ロボットを出展した。このロボットの全身の本体構造設計とアルゴリズムは知的財産権を備えている。構想では「光華1号」は今後、医療や介護、工場での組立作業などの分野で応用される。

 丁さんは「中国では制御アルゴリズムや本体構造設計、電気機械技術など、人型ロボットの技術分野がここ数年で急速に発展しており、自分の予測を超えたものもあった。私たちはロボットの応用シーンを早急に見つけ、技術を実際に応用しなければならない。研究開発と応用が同時進行すれば理想的だ」と語った。

 
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