中国海南省文昌市翁田鎮王堂南村にはかつて、砂質アルカリ土壌の荒れ地が多く存在したが、ここ数年は「農業・太陽光相互補完モデル」により、農村の振興発展が進んでいる。新華網が伝えた。
大唐(海南)新エネルギー開発有限公司が同村のアルカリ性荒れ地で敷地面積約113.3ヘクタールの竜虎山太陽光発電所を建設した。同社はまた、専門家の指導を受けながら砂質アルカリ土壌の改良を行い、ソーラーパネルの下にビニールハウスを建て、太陽光発電野菜生産拠点を建設した。同拠点ではトウガラシやナス、サヤインゲン、ミニトマトなどの野菜が栽培されている。
以前は荒れ地だったアルカリ土壌が、グリーン電力を持続的に生み出し、現地の村民に雇用の機会と収入増を提供している。