アニメに出てくる自動運転の飛行機や都市の低空域を動き回る「空飛ぶタクシー」が、人類社会に登場するまであとどれくらいかかるのだろうか。このようなSF映画のワンシーンは、今や現実のものになりつつある。中国新聞網が伝えた。
3月18日、世界で初めて耐空証明を取得した「空飛ぶタクシー」である自動運転航空機「億航智能EH216-S」が、ECプラットフォームでの販売を開始した。表示価格は1機239万元(1元=約21円)で、商用運航に向けたテスト飛行も行われている。
同機は2人乗りで、全長6.05メートル、全幅5.73メートル、全高1.93メートル。16枚のプロペラが搭載されている。完全スマート自動運転航空機で、垂直離着陸が可能。滑走路は不要で、主に低空域を飛行する。1回の飛行での最大航続距離は直線飛行距離で30キロ、最高飛行速度は時速130キロとなる。地上の指揮調整システムによって、複数の自動運転航空機の飛行を管理することができる。
ECプラットフォームでは航続距離が300キロメートルに達する「VT-30」も販売されている。こちらは全体構成の検証とテスト飛行を終えており、年内にも耐空証明を申請する見込みだ。
