中国広東省深圳市でこのほど、脳波によってドローンを制御する実験が行われた。中央テレビニュースが伝えた。
脳波解析装置の特製ヘッドバンドを装着すると、脳波がリアルタイムでドローンの制御プログラムに伝送され、自分の意思でドローンの離陸と飛行が制御できる。このヘッドバンドは脳波解析装置で、瞬きや目の回転、読書中の目の動き、歯を食いしばるなどの動作が装置によって正確にキャッチされる。装着した人の集中力を量化的分析し、それが一定の値に達するとドローンが動き出す。集中力が高いほどドローンは高く飛び、目の動きをキャッチして撮影を行うこともできる。
深圳市は科学技術イノベーション牽引型の脳産業イノベーションエコシステムを構築しており、過去3年間で重点脳産業企業100社以上を集積。これらの企業の売上高の平均伸び率は20%以上となっている。同市の脳産業は人材と産業が急速に集積しており、各種イノベーション要素が集積・流通し、脳産業の新たな質の生産力を絶えず創出している。
画像は人民網日本語版(CCTV提供)より