2024年04月01日-04月05日
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雄安新区、クリーンエネルギーの発電設備容量が15万kW超に

2024年04月05日

 中国の国家電網河北省電力有限公司によると、河北省雄安新区では安定的で信頼できる複数のエネルギーが相互補完する新型エネルギー構造の構築が加速しており、クリーンエネルギーの発電設備容量はすでに15万9500キロワット(kW)に達している。新華社が伝えた。

 雄安新区ではクリーンエネルギーの発展が成長傾向を維持している。雄安自由貿易試験区交流展示センターの屋上では、高効率かつ高信頼性の太陽光発電システムが太陽エネルギーを電気エネルギーに変換している。

 国家電網雄安新区電力供給公司の孫広輝副総経理は「このプロジェクトは太陽光発電、エネルギー貯蔵、直流、柔軟性(PEDF)技術により直流マイクログリッドに対するスマートな調整が可能だ。年間総発電量は25万2500キロワット時(kWh)に達し、建築物の電力自給自足を実現する。われわれは建築物の屋上や葦、ゴミなどのエネルギー資源状況を体系的に整理し、クリーンエネルギー利用集中エリアへの正確な配置を推進する。1~2月に雄安新区の電力網クリーンエネルギー発電設備容量は新たに1万2900kW増え、前年同期比257.09%増となった」と述べた。

 クリーンエネルギーの系統接続・利用に効率的に寄与するため、国家電網河北省電力有限公司は重要技術の研究と新プラットフォームの応用を強化している。分散型太陽光発電発展計画分析プラットフォームを開発・構築し、先進的なエネルギー貯蔵技術とスマートグリッド技術を導入することにより、クリーンエネルギーの安定的な供給と効率的な利用を確保している。

 
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