中国広東省広州市でこのほど、都市医療集団低空医療配送快速線の初飛行セレモニーが行われ、標本専用の恒温器を積載したドローンが広州開発区医院南崗分院から離陸し、7分後に5キロ離れた広州開発区医院西エリア分院に着陸した。科技日報が伝えた。
送られた血液標本は速やかに検査科に届けられ、検査が行われた。これにより、同市の医療物資輸送が「低空速配」の時代に入った。
両分院間の地上移動時間は通常20分ほどだが、交通渋滞により実際は大きく上回ることが多い。ドローンの場合、わずか7分しかかからないため、総合的な効率は従来の地上輸送より65%向上し、時間が大幅に短縮された。
