海洋石油工程(青島)有限公司は7日、中国が独自設計したアジア初の円柱型海洋石油・ガス処理プラントである「海洋石油122」浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)が、青島で海上傾斜試験と調整を行ったと明らかにした。これはアジアの海域で初めて応用される円柱型FPSOで、完成後は珠江口盆地の流花油田で使用される。科技日報が伝えた。
「海洋石油122」は本体の最大直径が約90メートル、総重量は約3万6000トン。設計排水量は10万トン、最大石油貯蔵量は6万トン、設計寿命は30年で、ドックに戻らずに海上で15年連続で稼働できる。
