中国でこのほど、世界のeVTOL(電動垂直離着陸機)業界初となる製造許可証が発行された。中国新聞網が伝えた。
許可証は人を乗せて運航する「EH216-S」自動運転航空機システムに対するもので、中国民用航空局(民航局)が発行した。「EH216-S」は中国が独自開発した「空飛ぶクルマ」とも呼ばれるもので、最高設計速度は時速130キロ、最大航続距離は30キロ、最長飛行時間は25分となっている。
今回の許可証取得により、同機は中国の民間用航空分野の耐空性基準を満たす大量製造品質管理システムを構築した上で、継続的な製造と大量製造が認められたことになる。