2024年04月15日-04月19日
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300MW級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所、3つの世界記録を更新

2024年04月16日

 中国湖北省応城市の300メガワット(MW)級圧縮空気エネルギー貯蔵発電所が系統接続し、発電を開始した。これにより、単体出力、エネルギー貯蔵規模、変換効率の3つの世界記録を更新した。稼働開始は今年6月を予定している。科技日報が伝えた。

 国網応城市電力供給公司マーケティング部の夏勝平副部長は「稼働後は1日当たりエネルギーを8時間貯蔵し、5時間放出する。システムの変換効率は約70%、通年の空気貯蔵量は19億立方メートル、発電量は約5億キロワット時(kWh)で、75万世帯分の年間電力需要を満たす」と説明した。

 塩洞窟の圧縮空気エネルギー貯蔵は長寿命、高効率、低コストなどの優位性がある。電力網の消費量が少ない時に空気を圧縮し、地下の塩洞窟に貯蔵する。電力消費のピーク時になると圧縮した空気を放出することで発電し、ピークカット・ピークシフトの役割を果たすという。

 
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