2024年04月22日-04月30日
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標高5193メートルの風力発電所、1基目が据付に成功

2024年04月25日

 中国チベット自治区シガツェ(日喀則)市サキャ(薩迦)県で建設が進む中核薩迦30万キロワット(kW)風力・太陽光発電・エネルギー貯蔵一体化プロジェクト風力発電所で20日、1基目の風力発電機の据付が完了した。同風力発電所の最大標高は5193メートルで、世界で建設中の風力発電所の中で標高と単体設備容量が最大となる。科技日報が伝えた。

 同プロジェクトは中核集団初のチベット風力発電プロジェクトで、中核匯能西蔵公司が投資し、中核二二公司が建設を請け負う。ヒマラヤ山脈北麓に位置し、チョモランマ(エベレスト)の山頂からわずか140キロほどの距離にある。総発電設備容量は300メガワット(MW)で、うち風力発電は単体容量5MWの風力発電機が計40基設置され、計200MWとなる。単体の風力タービンは直径183メートル、ブレードの長さは90.1メートル、ハブの高さは105メートル、総重量は483.9トンとなる。通常運転では、単体のブレードが1周するたびに約3kW発電でき、1時間で5000kWを発電する。

 プロジェクト完成後の年間発電量は約6億キロワット時(kWh)で、標準炭使用量約16万4200トン、二酸化硫黄排出量約45万3400トン、二酸化炭素排出量約45万100トンの削減に相当し、現地の経済・社会の質の高い発展を効果的に促進する。

 
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