2024年05月01日-05月10日
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青海省の新エネ発電量、全体の50%以上に

2024年05月07日

 国家電網青海省電力公司は4月24日、同省の今年1~3月における新エネルギー発電量が前年同期比20.4%増の127億3000万キロワット時(kWh)で、発電量全体の51.3%を占めたことを明らかにした。新華社が伝えた。

 青蔵高原(チベット高原)の奥地に位置する青海省は風力・太陽光資源が豊富で、中国の重要な新エネ生産拠点であり、「西電東送」(西部地域で発電した電力を東部地域に送電すること)の重要な送電地域の一つだ。同省は現在、国家クリーンエネルギー産業先進地の構築に取り組み、新エネの割合を徐々に高める新型電力システムの構築を加速させている。電源の相互補完、電力網の相互接続、産業負荷の調整、グリーン・低炭素の共有などにも持続的に取り組んでおり、新エネ産業が発展期を迎えている。

 国網青海省電力公司は今年に入り、新エネ開発・利用に適した大規模電力網の構築を加速させ、砂漠における大型風力・太陽光発電拠点の建設を行っている。青海省の3月末現在の総電力設備容量は5568万キロワット(kW)、うち新エネ発電設備容量は3879万kWで全体の69.7%を占めた。年内に1500万kWの新エネ発電設備容量が追加される予定で、新エネ総発電設備容量が5000万kWを上回る見込みとなっている。

 
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