中国航空工業集団傘下の中航西飛民用飛機によると、人工降雨機「新舟60」がこのほど、人工降雨機の研究開発・適合性検証テスト飛行を完了した。中国新聞網が伝えた。
新舟60の探測レベルをさらに高めるため、中国気象局の要求に基づき、航空機のプラットフォームに探測装置などのミッションシステムを追加。飛行機の新しい構成の性能を検証するため、同機は4月25日に四川遂寧安居空港に移動した。乗務員のほか、設計、技術、テスト飛行技術、地上整備、プロジェクト、品質の各担当者で構成された合同テスト飛行チームも現地に入り、検証に取り組んだ。
今回のテスト飛行では、研究開発テストと適合性テストが行われた。研究開発テストは4月30日に完了し、5月6日に適合性検証飛行許可証を取得。その後、適合性テストの段階に入った。「新舟60」の今回の研究開発・適合性検証テスト飛行では、失速アラートや液体窒素、粉剤散布、ミッションシステムの機能検査など、8回のテストが行われた。
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