東方電気集団が独自開発した18メガワット(MW)セミダイレクトドライブ洋上風力発電ユニットがこのほど、中国広東省汕頭市の風力発電臨海試験拠点に設置された。新華社が伝えた。
同発電ユニットはローター径が260メートル、受風面積が5万3000平方メートル以上で、これは標準的なサッカーコート7.4面分の広さに相当する。1回転当たりの発電量は38キロワット時(kWh)で、1基当たりの年間平均発電量は7200万kWhとなり、約3万6000世帯分の年間電力需要を満たす。年間で標準炭消費量を2万2000トン以上、二酸化炭素排出量を5万9000トン以上それぞれ削減できる。