中国海洋石油集団(中国海油)はこのほど、海南島南東海域で超深水超浅層ガス田「陵水36-1」を発見した。試掘井の天然ガスのオープン・フロー・キャパシティは1日当たり1000万立方メートル以上で、超深水超浅層ガス層掘削における重要なブレイクスルーを示している。科技日報が伝えた。
陵水36-1の平均水深は約1500メートル、ガス埋蔵層の深さは平均210メートル、主要ガス埋蔵層は第四系楽東組で、「荔湾3-1」や「深海1号」(陵水17-2)、「深海1号」2期(陵水25-1)、「宝島21-1」、「開平南」などの原油・ガス田に続き、中国海油の深水探査分野における新たなブレイクスルーとなった。
今回の試掘成功は、深水複雑原油・ガス資源探査・開発技術体制の先進性と信頼性を十分に検証し、深水原油・ガス生産能力のさらなる向上を推進すると見られる。