中国海洋石油集団によると、中国最大の独自開発油田である「綏中36-1油田」の原油生産量が、海上油田として中国で初めて累計1億トンを突破した。人民日報が伝えた。
同油田は渤海湾北部に位置し、1993年に生産を開始した。ピーク時の年間原油生産量は500万トン以上で、石油の確認埋蔵量は3億トン以上となっている。現在は24カ所の海上プラットフォーム、545カ所の石油・ガス井があり、1日の原油生産量は8900トン以上で、中国最大の原油生産拠点である渤海油田の主力油田となっている。
中国海油天津分公司の張春生副総経理によると、1億トンの原油生産量は人口1000万級の大都市における20年間の消費量に相当する。これはエネルギー安全を保障し、経済発展を促し、人々の生活ニーズを満たす上で重要な役割を果たす。