山西省でロータリー掘削リグがラインオフ
2024年07月26日
中国山西省の太重集団スマート先端液圧掘削機産業パークでこのほど、ロータリー掘削リグ「TZR240」がラインオフし、杭基礎工事の作業を初めて行った。科技日報が伝えた。
ロータリー掘削リグは杭基礎工事で使われる穴あけ設備で、基礎工事や橋梁工事、海洋工事、都市建設など複数の分野で幅広く用いられる。今回ラインオフしたロータリー掘削リグのドリルロッドの長さは約60メートルで、各種操作が安定し、掘削効率が高く、残土除去が速い。
同製品の胡文江設計士は「設計チームは全体の重心分布の最適化によりマストの応力を向上させ、穴の形成精度をさらに高めた。独特のボックス溶接技術を採用し、製品の強度と耐久性を高めた」と説明した。
製品はマルチ制御モードを搭載し、高効率や省エネ、岩石掘進などのギアを選択することで、さまざまな施工の需要を満たす。胡氏は「このロータリー掘削リグはワンキー起動、ワンキー残土除去、自動回転測位などの制御技術を備えており、施工作業がより効率的でスマートになる」と述べた。
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