北京科技大学の陳克新研究員のチームは、北京工業大学の王金淑教授のチーム、香港大学の黄明欣教授と共同で、セラミックの室温下における大変形引張塑性を世界で初めて実現した。研究成果は7月26日付の「サイエンス」に掲載された。科技日報が伝えた。
陳氏らの研究チームはセラミック圧縮塑性を実現した上で、協力者とともに新たなソリューションを提案し、セラミックの大変形引張塑性を実現した。セラミックの引張変形量は39.9%で、強度が約2.3ギガパスカル(GPa)に達し、「セラミックが引張塑性を持つことは不可能」というこれまでの認識を覆した。