2024年08月05日-08月09日
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中国西北地域で最も標高の高い風力発電所、発電機が稼働

2024年08月09日

 中国国家エネルギー集団竜源電力新疆公司のウルグチャト200メガワット(MW)風力発電プロジェクトで3日、最初の発電機が稼働した。科技日報が伝えた。

 同プロジェクトは新疆ウイグル自治区クズルス・キルギス自治州に位置する中国最西端のパミール高原で行われているもので、平均標高は3100メートルに達し、中国西北地域で稼働中の風力発電所としては最も標高が高い。

 同プロジェクト5MWの設備31台と6.5MWの設備7台からなる風力発電機が設置され、50MW/200メガワット時(MWh)のエネルギー貯蔵システムも建設された。今回稼働した発電機は20台で、発電設備容量は100MWに上る。フル稼働して送電すると、年間5億4千万キロワット時(kWh)のクリーンエネルギーを供給し、現地30万世帯の年間の電力ニーズを満たすことになる。同レベルの発電量の火力発電所と比較すると、標準炭を年間16万2500トン節約でき、二酸化炭素(CO2)排出量を44万5000トン、二酸化硫黄(SO2)排出量を44.8トン、窒素酸化物(NOx)排出量を71.9トン、それぞれ削減できる。

 
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中国科学技術ニュース 2024年08月

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