2024年08月26日-08月30日
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武夷山のグリーン発展を推進するエコ茶畑

2024年08月26日

 中国福建省武夷山市星村鎮にある燕子窠茶畑モデル拠点は、武夷岩茶の主要生産地に位置する。敷地面積は約66.7ヘクタールで、国家農業持続可能発展試験モデルエリアとなっている。新華社が伝えた。

 科学技術特派員制度により、福建農林大学の廖紅教授率いるチームは2015年以降、茶畑で大豆やアブラナの間作を試み、「有機肥料+グリーン肥料」の輪作モデルを採用して、茶畑の土壌の有機質含有量を効果的に向上させ、環境改善による虫害対策の役割を果たしている。

 茶畑ではまた、森林を利用して鳥類を引き寄せ、昆虫を使った病虫害対策を行うとともに、30台の吸入式太陽光殺虫灯を設置し、物理的および生物的な対策方法を採用することで、茶畑の生態環境を守っている。

 現地はここ数年にわたり、多様な茶文化観光商品を開発し、茶畑と観光を融合させた業態を拡大している。茶畑を公園に、茶産地を観光地に、民家を民宿にすることで、茶の山を利益を生み出す「金の山」に変えている。

 
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