21日に発表された「新華・バルト海国際水運センター発展指数報告書(2024)」によると、世界の国際水運センター都市ランキングで中国浙江省の寧波舟山が8位にランクインした。浙江在線が伝えた。
報告書によると、トップ10は順に、シンガポール、ロンドン、上海、中国香港、ドバイ、ロッテルダム、アテネ・ピレウス、寧波舟山、ハンブルク、ニューヨーク・ニュージャージーとなった。
国際水運センターとは、質の高い港湾施設、発達した物流システム、重要な地理的位置を基礎的条件に、高度に整備された水運サービスを主要な駆動力として、水運資源をグローバルに配置する重要港湾都市を指す。シンガポールやロンドン、ドバイなどは世界的に有名な国際水運センターだ。
世界の水運センターランキングは、港湾都市のグローバルな水運資源配置能力を示しているだけでなく、都市の総合的な実力も反映している。
上述した指数の評価によると、寧波舟山国際水運センターは「港湾条件」の指標で世界トップを維持。これは寧波舟山港がインフラ整備の加速によって、二つの「1000万TEU(20フィートコンテナ換算)レベル」コンテナ埠頭を持ったことなどによる。同港はまた、複合一貫輸送の発展を加速させ、内陸無水港を36港に増やした。海上鉄道連携輸送の路線が26本開通し、中国16省の66地級市に業務を展開している。
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