中国国務院新聞弁公室が8月29日に発表した「中国のエネルギートランスフォーメーション(EX)」白書によると、中国はグリーン開発の理念を積極的に実行し、開発のトランスフォーメーションを推進しており、エネルギーの国際協力を広く実施し、世界のグリーン開発に原動力を注入している。新華社が伝えた。
白書によると、2013年以降、中国の再生可能エネルギーの新規設備容量は毎年、世界の40%以上となっており、23年は過半数を占めた。世界の非化石エネルギー消費における割合は14年の13.6%から23年には18.5%に増加した。非化石エネルギー消費量の増加に対する中国の寄与率は45.2%に達している。
白書はまた、中国が持続的な技術革新や整備された産業チェーン・サプライチェーン、十分な市場競争、超大規模の市場の優位性により、新エネルギー産業の急速な発展を実現したと説明。これにより、世界の供給を豊かにし、世界のインフレ圧力を緩和しており、各国とともに気候変動に対応し、人類の幸福増進に貢献したとしている。
さらに、中国の開放拡大がクリーンエネルギーの国際協力を深める新たなチャンスを生み出したと指摘。中国が市場化、法治化、国際化のビジネス環境を持続的に構築し、エネルギー貿易と投資の自由化・円滑化を積極的に促進し、外資系企業がEXの成果を共有するチャンスを提供していると説明した。