中国インターネット情報センター(CNNIC)が8月29日に発表した第54回「中国インターネット発展状況統計報告」によると、今年6月時点で、中国のネットユーザーの数は約11億人(10億9967万人)に達した。2023年12月より742万人増え、インターネット普及率は78.0%に達した。科技日報が伝えた。
新規ネットユーザーの年齢層を見ると、10~19歳の若者と中高年に集中していた。シニア向けデジタルサービスが整備され、インターネットの普及が加速しているのを背景に、より多くの高齢者がネットデビューしている。新規ネットユーザーのうち若者が49.0%、50~59歳が15.2%、60歳以上が20.8%を占めた。
新規ネットユーザーが主に利用しているアプリでは、ショート動画アプリが37.3%を占めた。娯楽や交流のニーズが、新規ネットユーザーを呼び込む主な集客源となっている。次いでインスタントメッセージアプリが12.6%だった。