中国国家エネルギー局によると、今年7月末までに中国国内で発行されたグリーン証書は8億8900万枚だった。内訳は風力発電が3億5600万枚で全体の40%を占め、太陽光発電が2億6100万枚で29.31%、一般水力発電が2億400万枚で22.94%、バイオマス発電が6869万枚で7.73%、その他の再生可能エネルギー発電が31万枚で0.03%だった。人民日報が伝えた。
7月の中国国内のグリーン証書取引は2447万件。7月末までのグリーン証書取引は累計2億9100万件となった。
グリーン証書とは、再生可能エネルギーグリーン電力証書のことを指す。中国ではこの証書制度が確立されており、エネルギー使用機関がグリーン電力を消費した唯一の証拠とし、その環境属性を証明する唯一の根拠としている。1枚のグリーン証書は、1000キロワット時の再生可能エネルギー電力量に対応している。