中国青海省海東市にある中国電信(国家)デジタル青海グリーンビッグデータセンターは、中国初の100%クリーンエネルギーを活用した、トレーサビリティ可能なゼロカーボンのビッグデータセンターで、グリーン、ゼロカーボン、トレーサビリティという特徴を持つ。中国新聞網が伝えた。
同センターには19インチラック7550台が設置され、下りの帯域幅は計6.2T、スマート計算能力は500PFLOPS(PFLOPSは浮動小数点演算を1秒間に1000兆回行うことを示す単位)以上となっている。省エネ技術の面では、直接蒸発冷却、間接+直接蒸発冷却、冷却などの新たな技術が採用され、エアコン用コンプレッサーを使用するのは年間わずか51日ほどだ。
電力使用効率(PUE)は1.13となっており、重点指標やコア技術の応用は、中国国内でトップレベルとなっている。
