中国電子学会は6日、中国電子技術標準化研究院などの機関と共同で、「省エネサービスの企業進出」兼グリーンデータセンターマッチング普及推進イベントを開催した。工業・情報化部（省）省エネ・総合利用司の慕穎氏は「中国国内で246カ所のグリーンデータセンターが完成しており、平均電力使用効率（PUE）は約1.2となっている。新たに建設された大型およびそれ以下のデータセンターのPUEは1.3以下に下がっており、グリーン発展の傾向がより強くなっている」と説明した。人民網が伝えた。
慕氏は「データインフラは社会・経済の質の高い発展の重要な担い手で、現代化を推進する上で鍵となる推進力だ。データセンターなどのデジタルインフラのグリーン発展の加速は、質の高い製品・サービスの提供、新たな原動力の形成、新業態の開拓、新たな優位性の形成に役立つ」と述べた。
慕氏はさらに「当部はデータセンターのグリーンで低炭素な発展を非常に重視している。グリーンデータセンターの構築を重要な方向性とし、システム概念を堅持し、技術、標準、再生可能エネルギーの利用・スタイル革新などの面でグリーン発展のポテンシャルをさらに掘り起こし、データセンターの質の高い発展を推進していく」と語った。