中国重慶市長寿区党委員会書記の劉小強氏はこのほど開かれた記者会見で、「当区は世界トップクラスの化学工業産業集積エリアの建設を急ぎ、世界的な影響力を持つ新素材の先進地を構築する」と述べた。中国新聞網が伝えた。
長寿区は重慶水陸交通の中心地であり、西部地域の重要な鉄鋼化学工業拠点にもなっている。同区は現在、中国最大規模の天然ガス化学工業生産拠点とポリビニルアルコール輸出拠点を完成させている。
劉氏は「2035年までに世界的な影響力を持つ新素材の先進地を完成させる。50年までに新素材業界での影響力を形成し、世界の重要な化学工業新素材産業集積エリアになる」と意気込みを語った。
新素材産業の優位性では、長寿区は細分化された重要分野に焦点を当てる。BASFや川維化工、愷迪蘇、恩捷股份などチェーンの大手企業を中心に、天然ガスによるアセチレン製造やメタン乾式改質などの技術でリードし、天然ガス化学工業新素材、シリコン新素材、新エネルギー素材、設備集積モデルエリアのブランド構築を加速させる。