2024年10月15日-10月18日
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新エネ航空機、遼寧省航空産業発展大会で公開

2024年10月16日

 中国遼寧省航空産業発展大会が10日、同省瀋陽市で開かれ、複数タイプの新エネルギー航空機が公開された。中国新聞社が伝えた。

 瀋陽航空航天大学副校長で、遼寧通用航空研究院院長の張慶新氏は展示された新エネルギー航空機について、「当研究院が独自開発した2人乗り電動航空機『RX1E-A』の安全飛行時間が累計1万時間を超えた」と説明した。

 遼寧省では新エネ4人乗り水素エネルギー航空機「RX4HE」のプロトタイプを開発し、初飛行を成功させている。研究成果は「ダブルカーボン」(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)の目標達成に貢献することになる。

 張氏は「我々は現在、新エネ航空機のシリーズ製品を開発中だ。現時点では陸上飛行機と水上飛行機があり、将来的にはさらにヘリも追加される。電動航空機と水素エネルギー航空機だけでなく、ハイブリッド航空機などの新エネ航空機も開発中だ」と述べた。

 遼寧省の李楽成省長は「遼寧省は産業イノベーション能力を持続的に高め、先端化、スマート化、グリーン化発展水準を向上させている。低空経済(低空域飛行活動による経済形態)の育成と強化を図り、大型機産業の発展に取り組み、1000億元(1元=約21円)クラスの航空設備産業クラスターの構築を急ぐ。また、今大会を通じて人々の知恵と力を結集し、航空産業の質の高い発展を共に推進することを期待する」と述べた。

 
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