2024年10月21日-10月25日
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中国、世界最大規模の低空通信ネットワークを構築へ

2024年10月21日

 中国工業・情報化部(省)がまとめた最新データによると、中国国内の5G基地局数は404万2000カ所に達し、モバイル基地局全体の32.1%を占め、ネットワーク規模は世界一となっている。中国新聞網が伝えた。

 5Gの応用が成熟し、新たな応用シーンを模索する過程で、通信業界は「低空経済」(低空域飛行活動による経済形態)に力を入れ始めている。

 通信業界では現在、「低空経済」の典型的応用シーンの構築を進めており、救急医療や低空物流、低空移動、空域管理での応用が進められている。

 北京や上海、重慶、杭州など15都市と複数の中央企業(中央政府直属の国有企業)は12日、全国的な低空総合運営プラットフォームを構築し、産業のベンチマークモデルプロジェクト100件をスタートすることを発表した。

 通信業界の専門家によると、低空応用シーンでは地上のネットワーク信号を上空に向けて発信し、高度数百メートルまで届ける必要がある。現在、中国国内の330以上の都市が最新の5G-アドバンスド(5.5G)ネットワーク配置計画をスタートさせており、これから世界最大級の低空通信ネットワークが構築される見込みだ。

 
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