中国能建集団によると、風力・太陽光・水素融合バイオマスを利用してグリーン航空燃料を作るモデルプロジェクトがこのほど始まった。科技日報が伝えた。
双鴨山グリーンメタノール・グリーン航空燃料モデル拠点プロジェクトは、黒竜江省双鴨山市に位置し、投資総額208億元(1元=約21円)で、年間30万トンのグリーン航空燃料と20万トンのグリーンメタノールを生産する。第1期では450メガワット(MW)の風力発電所及び太陽光発電所、水電解水素製造ステーション、バイオマス前処理工場、グリーン航空燃料合成工場を建設する。
プロジェクトの全面的な生産開始後は、年間で作物の茎原料が90万トン近く利用され、二酸化炭素排出量が25万トン削減され、1000人以上の雇用が直接的に創出される。