中国湖北省武漢市南東部に位置し、「中国光谷(オプティカルバレー)」と呼ばれる武漢東湖新技術開発区で17日、「光谷の未来産業発展」に関する記者会見が開かれ、「東湖新技術開発区の未来産業発展促進実施プラン」が発表された。中国新聞網が伝えた。
同プランは、東湖新技術開発区が国家未来産業先導区を設立するとの目標に焦点を当て、新技術のブレイククスルー、新シーンの応用、新製品・新技術の登場、新たな競争分野の大規模発展という発展プロセスに基づき、未来産業の発展メカニズムを構築。毎年10億元(1元=約21円)以上の資金を投入し、2027年までに未来産業の規模が500億元を超え、国内の影響力と国際的競争力を備えた未来産業発展の先進地になることを目指す。
同開発区はすでに光谷デジタル経済産業パークに「未来のデジタル技術社会実験室」を建設し、最先端のデジタル経済応用シーンプロジェクト27件について公募・公開を実施。汎用人工知能(AGI)や人型ロボット、未来のディスプレーなどの重要分野をカバーしている。